起業を知る② 自分の好きなこと、得意なことでビジネスをする際の落とし穴
どうも、ゆうまーるです。
今回は、「自分の好きなこと、得意なことでビジネスをする際の落とし穴」というテーマです。
好きなこと、得意なことをビジネスにするのはモチベーションの維持も簡単だし、需要があれば強いでしょう。
最近もそういう働き方は注目されています。
しかし、そこにこだわりすぎると見えない部分もでてくるというのを今回解説します。
キーワードは「需要」
起業をする、ビジネスをする上で需要を考えることは常に忘れてはいけません。
これがこの記事の最重要ポイントです。
自分の好きなこと、得意なことでビジネスをする際の落とし穴
例えば、ロシア人女性がめちゃ好きで、ロシア人と結婚した男性がいたとします。
その人が自分の好きなこと、得意なことだからと「ロシア人と結婚する方法」という情報商材を売るとします。
しかし、これでは「ロシア人と結婚したい男性」とターゲットの規模が小さいため、つまり、需要があまりないためたくさん売ることはできません。
これは「ロシア人と結婚」→「国際結婚」→「結婚相談」という風に需要のある方に寄せていかなくてはいけません。
ただ、これがなかなかできないというのが自分の好きなこと、得意なことでビジネスをする際の落とし穴です。
好きなこと、得意なことでビジネスをするとターゲットが何を求めているのかを忘れ、つい主観的になってしまう可能性があるのです。
ブログなんかを例に出すと、分かりやすいと思います。
収益を得るなら、読者が知りたいことを書く必要があります。
知りたいことを書かないと、人は集まりませんからね。
しかし、好きなことを記事にしたりする場合、読者が知りたいことではなく、つい自分が伝えたいことを伝えようとしてしまうものです。
このように、自分の好きなこと、得意なことでビジネスをする場合、主観的になって視野が狭くなってしまう可能性があるのです。
もちろん、好きなこと、得意なことでビジネスをし、需要もあれば、すごくやりがいもあるし、熱量的にも強いと思います。
大事なのは広く視野を持ち、誰に向けてするのか、そして、その立場にたってビジネスをするということです。
そのために需要があるか、ターゲットに寄り添えているかということを常に考えなければいけません。
成長期のタイミングで2匹目のドジョウを狙え
これは、起業をする際の1つの手段であり、簡単で効率がよい方法です。
具体的にどういうことか説明します。
成長期とはそのビジネスにおいて需要が高まり、市場が拡大している時期です。
そこを狙い変な言い方をすると事業をパクるということです。
ヘッドスパを例に説明します。
夏休みに友達とヘッドスパ行こってなって、お店を調べていました。
それで、「悟空のきもち」というお店がありました。
しかし、そこは3ヶ月待ちとかの大人気。
2匹目のドジョウを狙えとは、これを利用すること。
3ヶ月待ちということはつまり、需要が供給を上回っているということ、ヘッドスパ受けたいけど受けれない人がたくさんいるということです。
需要のオンパレードです。
だから、ヘッドスパの店を開き、そこよりちょっと安値にすれば、ある程度の収益が見込めます。
自分の好き、得意を売るのではなく、人が欲しがっているものを売るというのも1つの方法です。
こう考えるとチャンスは結構転がっていることに気づきます。
しかし、1つ気をつけなければいけないのは前回も書きましたが、時期を間違えないこと。
市場の成長期に始めるというのが大切です。
まとめ
今回の記事で重要なことは、需要です。
需要があるかを考え、ニーズを満たすことを考えます。
これは、ビジネスで最重要項目であるマーケティングの内の1つです。
マーケティングについては、ぼくはまだ全くの無知と言っていいので勉強し、検証する必要があります。
大事なのは勉強ではなく、その先の検証です。
そんなことはさておき、前回と今回の記事で起業について1歩踏み込んで知ることができたのでは無いでしょうか。
1つ述べておくと、事業も会社も人の役に立つことで意味をなすと思います。
つまりは、提供した価値の対価にお金を頂けるということです。
起業が成功するかどうかは簡単に言うと、人の役に立てるか、そうでないかに依拠していると思います。