ビジネスマン、ドナルド・トランプ
どうも、ゆうまーるです。
今回は、この本を読んでの学びを綴ります。
池上彰さん著「世界を揺るがすトランプイズム」です。
世界に影響を与えるアメリカ大統領
アメリカの大統領というのはもはやアメリカ内にはとどまらず、世界に影響を与える存在なのは言うまでもありません。
そのため、アメリカ大統領選挙は世界中が注目します。
他国にとって、どの大統領になるかでアメリカとの関わり方は大きく変わってくるのです。
大統領となった男、ドナルド・トランプ
2016年11月、次期アメリカだいとうりょうを決める選挙で、共和党の大統領候補ドナルド・トランプが民主党の大統領候補ヒラリー・クリントンを抑えて当選しました。
彼は、政治経験はなくもともとビジネスマンであり、ホテルやカジノを経営していました。
武器は「ディール(取引)」
トランプはもともとビジネスマンだと言いました。
そして、トランプはビジネスマン時代から「ディール(取引)」を得意としていたそうで、彼の外交というのは政治というよりもビジネスに近いのかもしれません。
つまり、1対1の交渉で、アメリカにとっての有利なディールを探るということです。
これが、トランプの大きな方針です。
圧倒的なナショナリズム
トランプは「アメリカファースト」を掲げています。
第二次世界大戦後からアメリカは「世界の警察」と呼ばれるようになりました。
それは、世界のどこかで何かが起これば、アメリカの軍隊が駆けつけていたからです。
そのため、その地域では力を持つ国も下手には動けませんでした。
警察がいるから好き勝手できないように、アメリカがいるから好き勝手できないということです。
つまり、これまでアメリカの抑止力によって、世界の治安が守られていたと言っても過言ではないのです。
しかし、「アメリカファースト」つまり、自国第一主義を掲げるトランプが大統領となって、「何でアメリカが他の国や他の国民を守ららなきゃいけないんだ」「守って欲しいなら、それ相応の負担をしろ」と言っているように、自国の利益にならない「世界の警察」をやめてしまう可能性は高いです。