アドラーに学ぶ
どうも、ゆうまーるです。
今日は、「嫌われる勇気」を読んでの記事を書いていきたいと思います。
はじめに
本を1冊読むごとに、自分の思考や価値観というのはアップデートされるように思います。
そこでぼくは、「この本良かった!」で終わらないように、その本を読んで意識することや、行動に移せることを明確にして実行に移すということを始めました。
特に、 アドラー心理学は「使用の科学」と言われるように、学び、使用するものです。
しかし、アドラー心理学えを習得するには、生きてきた人生の半分を費やす必要があるそう。
20歳なら10年、30歳なら15年。
これまで、刷り込まれてきたものというのは、分かっていてもなかなか変えられないということでしょう。
それは、刷り込まれてきた時間が長いほど。
だから、読んでいてすごく共感はできたのですが、実際にすぐできるアクションプランというのは思いつきませんでした。
そこで、意識しつつ、徐々に自分の考え方を変えていく必要があると感じました。
「嫌われる勇気」から起こすアクション
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「いま、ここ」を真剣に生きる
- 他人の課題を切り離す
「いま、ここ」を真剣に生きる
「○○大学に行きたい」という目標があり、毎日、数式を解いたり、単語を覚えたりする。
そうすると、そこには必ず「今日できたこと」があります。
今日という日は、今日のためにあり、受験のために今日があるのではありません。
つまり、「今日できたこと」と「受験に受かったこと」は価値の差はないのです。
このように、過去でも未来でもなく、「今」に強烈なスポットライトを当てることが重要です。
そうすれば、人生は線ではなく点で、常に完結しているということに気づきます。
遠い将来の目標があろうとなかろうと、「いま、ここ」に全精力を注ぐことに、集中する。
未来や、過去を見て人生全体にぼんやりと光を当て、何か見えたつもりになり、今を真剣に生きないのは、言い訳にすぎません。
他人の課題を切り捨てる
アドラーは「承認欲求」を持つことに警鐘を鳴らしています。
承認欲求を持てば、他者の期待を満たすために行動することになります。
そうすると、最終的に他者の人生を生きることになるのです。
では、どうすれば承認欲求を捨てられるのか。
それは、「課題の分離」をすることで可能になります。
課題の分離とは何か。
進路を例にしましょう。
「どこで働くか」を決めるのは、自分の課題です。
しかし、親が自分の店を継いでほしいと就職を反対されたとします。
そのとき、「就職を認めるか、認めないか」というのは親の課題になります。
つまり、自分にできることは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」であり、他者がどのような評価をくだすのかは、他者の課題であり、どうすることもできないということです。
つまり、承認欲求を捨てるには、「自分のことをどう思うか」は他者の課題だと切り離し、諦めることが大事なのです。
承認欲求に関わらず、人生において課題の分離ができるようになると無駄な悩みなどはかなり減るでしょう。
まとめ
初めにも述べましたが、アドラー心理学というのは理屈ではすごく理解できますが、簡単には身に着けられないなと感じました。
とはいえ、ぼくが本を読んだりするホリエモンとか、前田裕二さんとかその他もろもろ、成功者と呼ばれるような人たちはかなりアドラー的な考え方だと感じます。
だから、アドラー心理学というものを自分に刷り込んでいく必要性を感じました。