ドリームキラーに気をつけろ!
大人になれば、歳を取れば勝手にいろんなことを知って、人生もどうすれば上手くいくかっていうのが分かってくるもんだと思ってました。
でも、前回述べたように自分が無知だと知って、あらゆる情報を取り込んだり、行動を起こさない限り大して成長し、何も見えてこないわけです。
子どもの頃、大人の言うことは正しいと思っていました。
小学校のとき、よく先生に怒られていました。
その度に「先生の言うことだから」と反省して、言うことを聞いていました。
しかし、この歳になって気づいたのは大人だからと言って別に偉くも何ともないんだと言うことです。
そして、大人の言うことが正しいとも限らない。
なんとなく過ごしていても成長はしない。
でも、そういう大人は少なくなくて、そういう大人から子ども達は教育を受けるわけです。
んでもって、視野が狭いから「そんな夢は叶えられるわけがない」とか「現実を見なさい」とか言ってくる人が大勢います。
いわゆる「ドリームキラー」というやつです。
ぼく達の周りにはドリームキラーがたくさんいます。
そして、ドリームキラーには2つの種類があります。
「悪意のドリームキラー」と「善意のドリームキラー」です。
「悪意のドリームキラー」とは、何かでっかい夢を掲げたときに、足を引っ張ろうとしてくるやつ、「お前には無理だ」と嘲笑うようなやつです。
実際、自分も人の頑張りとか、夢とかを素直に応援できない、喜べないなんてことはよくありました。
何か踏み出そうとしている人は生き生きしていて、置いていかれるのが怖いから、足を引っ張りたくなる。
自分が未熟だからしてしまうことです。
そして、「善意のドリームキラー」とは、良かれと思って言ってくる人達です。
親や先生は、助言のつもりで「現実を見てこうしなさい」と言ってきます。
進学のとき何かが典型的な例ですね。
ぼく達が何かを目指すときこういった「ドリームキラー」の声に耳を傾けるべきではありません。
実際、ぼくがプロのサッカー選手を諦めてしまった原因として、ドリームキラーの言葉を間に受けてしまったこと、そして、自分を信じきれなかったことにあると思っています。
人生なんて、何かでかいことを成し遂げようとしないと大したもんは得られない。
現実ばっか見てても何も成し遂げられない。
人から笑われるような、バカにされるような夢を掲げてこそ、人生を楽しめる。
そこに、不安や心配が伴うのは必然です。
でも、不安とか、心配とかが無いことに成長のきっかけはほとんどないと思います。
人から笑われる、バカにされるというのは自分が主役である証拠です。