若者が選挙にいかない理由を考察してみた。
どうも、ゆうまーるです。
世間では若者の投票率が低いと問題視されています。
2016年に選挙権が20歳以上から18歳以上に引き下げられました。
当時のぼくはちょうど18歳になる年でしたが、選挙権が与えられ早3年、ぼくは未だに選挙に行ったことがありません。
そこでぼくは、ぼくを含む若者が選挙に行かない理由を考えてみました。
最終的にたどり着いた選挙に行かない理由は、「日本はいい国だから」
若者が選挙に行かない理由として、「政治的関心が薄い」とか「誰に、どの政党に入れても同じという思い」とか細かいものはいろいろあると思います。
ぼく自身、現在京都に住んでいるんですが、住民票を移してないため、京都では投票できません。
だからといって、地元に帰ってまで選挙に行こうとは思わないし、住民票を移そうとも思いませんでした。
そうしないのは、これらの諸理由の大前提に「日本はいい国だから」という理由があると思います。
つまり、現状に大した不満がなく、わざわざ選挙に行くまでに至らないということです。
過去との比較
今の政治制度というのは、これまでに先人が改善して、改善して作り上げられたものだと思います。
今、私たちに平等に選挙権が与えられているのも先人の努力があったからなのです。
過去には、えたやひにんだとか生まれたときから身分が決まっていたり、権力者が独裁政治を行ったりとそんな時代もありました。
国民が不満を持つようなできごとがあるごとに、国民は政府や権力者に立ち向かい、国を変えてきました。
このような歴史から、ぼくは「不満こそ政治的関心を高めるきっかけ」になると考えます。
ぼくがもし、生まれつきえたやひにんという身分で、ひどい仕打ちを受けていたら、必ず不満を持つし、この国を変えたいと思うでしょう。
日本はフロントランナーである
日本はアジアでも有数の先進国です。
しかし近年、中国や東南アジアが急速な発展を遂げ、しばし比較されることがあると思います。
そんな国と比べると日本の成長は停滞しているように見え、批判されることも多いです。
ただ先ほども言いましたが、日本は先進国、つまり世界のフロントランナーです。
フロントランナーだからこそ、世界で前例のない問題にぶち当たるのです。
それ故、日本はしばし「課題先進国」と言われます。
日本が停滞しているように見えるのは、途上国の急成長と同時に、前例のない課題の解決策を模索している途中だからと言えます。
「 投票率の低さ」も課題先進国の課題の一つ?
なぜ、急に日本はフロントランナーである、課題先進国であるという話をしたのか。
それは、日本における投票率の低さこそ、フロントランナーが故の課題だと思うからです。
と言うのも、政府が安定していなかったり、突飛な政策を行ったりという国は少なくありません。
そんな国の国民は、不満を持つだろうし、国を変えたいと思うはずでず。
「不満こそ政治的関心を高めるきっかけ」と言いましたが、不満どころか自分の命や生活に関わることなら必ず、関心を持つと思います。
過去の日本もそうだし、現在もそういった国はあるのです。
そんな国に比べると、現在の日本は非常に安定している国だと言えます。
だからこそ、投票率を上げると言うのは不満の少ない日本では非常に難しい問題なんだと思います。