「未来」は「今」が解く
You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
未来を見て、点を結ぶことはできない。過去を振り返って点を結ぶだけだ。だから、いつかどうにかして点は結ばれると 信じなければならない。
これはジョブズがスタンフォード大学で行った有名なスピーチの一節です。知っている人も多いと思います。
今回はこの言葉をもとにぼくが考えたことを綴っていきます。
この言葉を知ったときぼくは、1つ間違いに気づきました。
その間違いは、「将来の目標を立てること」です。
どういうことか説明します。
将来の目標を立てて、そこから逆算すると今やるべきことが見つかる。
こういう法則をよく耳にします。
ぼく自身、「なるほど、大事なことだな」と思っていました。
ですが、この法則はそもそも「目標が不変で、本当に達成したいこと」が大前提となっています。
そうでないと、逆算して今やるべきことを割り出しても正しい答えにはなりません。
つまり、「これって意味あるのか?」という疑問に至ります。
ここで、昔を少し思い出して見てください。
誰しも小さい頃は夢があったんじゃないかと思います。
では、今も変わらず同じ夢を追いかけている人はどのくらいいるでしょうか。
多分、すごく少ないと思います。
要するに、大抵の人はやりたいことは変わっていくし、自分の未来のことなんか予想できないということです。
ということは、本当にやりたいこと、達成したいことがない人が、未来から逆算して現在の行動を決めるのはナンセンスだということです。
ぼく自身、大学を選ぶ際に先生から「将来なりたい職業、そのために必要な学問を考えて大学を選びなさい」と言われて、「そんなもの決められない!」と、とても困った思い出があります。
これが自称進学校だから言われたのかは、定かではありませんが...笑
このことから言えるのは、「今やるべきこと」を求める解xとするのではなく、「将来の目標」こそxとする、逆算ではなく順算をすればいいと言うことです。
つまり「今、目の前のやりたいことをやれ」ということです。
ここでのやりたいことは、何かの勉強とか堅苦しいものではなく、「好きなこと」でいいと思います。
旅行だったり、ゲームだったり。
そして、できるだけたくさん、今やりたいことを見つけて書き出すなりして、全部やります。
要するに、点をたくさん打つということです。
そうすることで、点と点が繋がり必然的に「将来の目標x」が解けると思います。