ブレない軸を持っている人は強い

多分ぼくが高校1年のときだったと思います。当時の担任の先生が｢ブレない軸を持っている人は強い｣というような話をしていました。そのとき先生の言いたいことにすごく共感したのを覚えています。

ちょっと抽象的なので少し説明します。

ぼくの解釈では｢自分なりの答えを持っていて、それを圧倒的に信じている人｣だと思います。

わかりやすく言うと、他人ではなく自分の意思に従い、信念を持って行動する、そんな人です。イチロー選手なんかはその典型で、あんな感じの人を思い浮かべたらいいと思います。

ぼくは、そんな人に憧れていて、そんなふうになりたいと思っていました。

なぜかと言うと、ぼくはサッカーをしているのですが、そんな人が結局大事な場面で活躍したり、点を決めたりすのを今まで見てきたからです。

そして、人生においても同じです。社会に出て活躍するのは｢ブレない軸を持っている人｣です。

では、どうやって｢ブレない軸｣を形成するのでしょうか。

小学校のときからブレない子はいます。極端な例で言うと、ずーっと本を読んでいて、一緒に遊ぼうと誘っても来ないような少し変わった子です。

そういった子は親の教育や、強烈な経験、もしくは先天的な何かが大きく関わっているんだと思います。

その中でも親の教育はとても大事だと思っています。なぜかと言うと、こどもが大好きで1番信頼しているのは親です。幼いとき、親が言う答え=正解なんだと思います。

｢あなたはあなたのままでいい｣とか、｢あなたは好きなことをやりなさい｣とか、｢常に物事に疑問を持ちなさい｣とか親が口癖のようにこどもに与えた答えで、こどもの人格の多くの割合は形成されるんじゃないかと思っています。(=｢軸｣の形成)

そして、親が伝えれば、伝えるほどその答えを強く信じるようになると思います。

(=｢ブレない軸｣への成長)

これらに関しては、ぼくは別に専門家ではないので、あくまでぼくの考えに過ぎないのですが。

では、こどもの頃でしか｢軸｣は形成できないのでしょうか。

結論から言うといつでもできます。

そもそも｢軸なるもの｣つまり｢答え｣はみんな持っていると思います。

でも、何があっても信じられる｢答え｣では決してありません。

｢軸の太さ｣は｢自分の持つ答えをどれだけ信じているか｣ということです。

どういうことかと言うと、｢みんな自分らしく生きることは大事｣だという答えを持っているんです。けれど、周りから｢変だな｣と思われたり、バカにされたりして｢自分らしく生きることは間違いなのかもしれない｣と疑ってしまうんです。そしてそれを捨てて、周りに合わせるようになります。軸が折れたということです。

ここで太い、折れない軸を持っている人は｢自分らしく生きることは大事｣だと信じきってブレません。

こう考えると、ぼくたちがやるべきことは｢自分の持つ答えを信じ抜くこと｣です。

裏を返せば、信じ抜くことができる答えを見つけることです。

ぼくはそこで答えを人に聞けば早いなと考えました。なおかつ信用できる答えをです。

そのためには、成功者の本を読んだり、YouTubeを見たりするのが最適です。

成功者の本はいろんな経験があって、それが成功に繋がったよってことを書いています。

要するに、｢わたしの答えは間違っていなかった｣ということを証明しているのが本です。

さらに、それを自分よりも数段経験値のある人が言っていることだから、自分でするよりも信憑性の高い解答を得られるんです。

どういうことかと言うと、成功者である作者が｢インプットしたことをアウトプットすることが大事｣という答えを持っていて、結局それを信じて成功したから、この答えは信憑性の高いものだと証明されるということです。

そして、ここで大事なのはその答えを盗むことです。

すでに正解だと証明されているんです。そんな価値観を周りからどうこう言われても、信じて疑わなくなります。だから、盗んで自分の答えにしてしまえばいいんです。

そして、先ほど述べた｢インプットしたことをアウトプットすることが大事｣という答えがありましたが、これって結構具体的ですよね。

この具体的な答えをたくさん盗んで、束ねることによってこそ｢ブレない軸｣が完成すると思います。

つまりです。

ぼくがこうしてブログを書いていますよね。それは、｢頭で考えたことやインプットしたことをアウトプットすることが大事｣という答えを盗んだからです。そしてそれは、正解だと証明されています。だから、このブログを書いている行為は誰がなんと言おうと、ぼくが｢ブレない軸｣を形成する上で間違いない答えなんです。他にも｢起業することが役立つ経験を生む｣や｢投資をすること…｣などなど、ぼくが盗んだ答えは沢山あって、これを経験して束ねることでぼくは必ず｢ブレない軸を持った人｣になれます。

ぼくは上を目指せば目指すほどブレない、太い軸が必要になると思います。それはなぜかと言うと、上に行けば行くほど｢ブレない軸を持った人｣がいます。そういう相手と戦わないといけないときが来ると思うからです。

そして、｢ブレない軸を持っている人は強い｣と言いましたが、なぜ強いのかと言うと人に｢信頼される｣からです。仕事を任せてもらえる、結果を出す。そうして必ず成功します。

何か新しいことを始めたいという人は、読書でも始めてみればいいと思います。そうすれば、答えを与えてもらえるはずです。あとは、その答えを信じ切って行動するだけです。