思考力を高める日常に
今回は第二回目の読書感想文です。笑
「人生の勝算」に引き続き、前田裕二さんの「メモの魔力」も読んじゃいました。
ブログを書き始めてから、記事を書くためにメモをとることが自分の習慣の中に加わりました。
そこで、話題の「メモの魔力」とはどういうものなのか少し覗いてみようと思い、読み始めました。
効率のいいメモの仕方だと思ったため、読み終わった後、すぐに本で紹介されたメモの方法を試しました。
ざっとだけそのメモの方法を説明します。
ノートを見開きで使い、左ページに出来事や事実を書いて、右のページに左ページに書いたことの抽象化をし、そこからそれをどう生かせるかを考えるというものです。
つまり、単なるメモからアイデアを生む所まで記入します。
例えば、エレベーターができる前
①「荷物をたくさん持った人が、階段を登るのがしんどそうだった」という事実を踏まえ、
②「あらゆる人にとって階段は不便になりうる」と抽象化し、
③「人が動かず上り下り出来る装置を作れば便利」とアイデアを生み出す作業をします。
こういう発想からあらゆる案が出され、エレベーターができたんだと思います。
このような思考を一つの出来事から行い、それをメモするというものです。
メモをとる行為とブログを書く行為は通づる所があり、つまり、アウトプットする行為は必然的に「気づき」を得ようとする行為に繋がります。
アウトプットが大事というのはこういうことかと身をもって経験しました。
例えば、道端にゴミが落ちていたとします。
以前のぼくは、「あーゴミが落ちてる」ぐらいの感覚です。
一方現在は、「ゴミが落ちてる→誰かがポイ捨てしたんだな→周りをよく見ると結構落ちてるな→だったらこの辺にゴミ箱を置けばポイ捨てが減るんじゃないか」という風に考える機会が増えました。
ブログに置いても、「ネタが無い」という状況を打破するために「気づき」もそうだし、「アクション」も大事になってきます。
やはり、経験は書きやすいし、経験を得るには行動が必要です。
その点では行動も増えました。
さらに、このメモの方法を始めて気づいたことは、なかなか右ページが書けないことです。
つまり、クリエイティブな思考力が乏しく、アイデアを創出できないということです。
これは時間をかけてやっていくうちに、鍛えられていくことだと思います。
日常で思考停止する時間を減らし、柔軟な考えを持って自分の脳を鍛えたいと思います。
こちら興味があれば読んでみてください。
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